究極の2大要素が50℃の室温で
素早く確実に発汗に導くためには、まずは室温を50℃に昇温させ、発汗に必要な熱エネルギーを効率よく体内に送り込むことが必要です。
この目的のために開発されたブラックパネルヒーターは、従来のヒーターと比較して非常に安定した高い熱放射効果を発揮します。
要素1 ブラックパネルヒーター
① 放射面積が従来のヒーターと比較して広いため、
放射光率が高く広範囲に熱放射します。
② 熱効率の良い経済的な省エネヒーターです。
③ 発熱体の温度が、従来のヒーターと比較して低いため、
長期間使用できます。
④ トロンサウナは低温サウナの為、躯体・機器に
大きな負担がかかりません。
通常使用の場合にはメンテナンス等で大きな
ランニングコストはかかりません。
要素2 トロン浴素
遠赤外線を多く放出する医薬部外品トロン浴素を設置し
発汗を促します。
① 医薬部外品トロン浴素を使用します。
② トロン浴素は遠赤外線の放射能力が高いため、
低温でも発汗します。
③ トロン浴素を専用ケースに収納し、腰部・足部に
設置して発汗を促します。
トロンサウナの遠赤外線効果
遠赤外線は、対象物の表面から約200μm(2㎜)の深さまでエネルギーが届きます。
わずか2㎜と思われがちですが、この2㎜がとても重要です。
皮膚から2㎜の深さまで安定してエネルギーを届けることができるため、常に血液を温めることができ、
血液の対流伝熱(※1)により温められた血液が血流に乗って体中を温め、ブラックパネルヒーターとトロン浴素による輻射熱(※2)により、体の芯まで効率よく素早く温めることができます。
遠赤外線は前後左右縦横に影響を与える為、サウナ室内のどこにいてもトロン浴素の効果を得ることができ、伝熱の効率が良く短時間で体を温めることができます。
遠赤外線の効果により、それほど高い室温でなくとも体全体が温められます。
これにより、血流・血行が良くなり、新たな毛細血管が生まれたり、使われていなかった毛細血管が再生されます。血流が改善されることにより、体に対して多くの良い効果が見られます。
例えば、自然治癒力向上、血行障害改善、冷え症改善、副交感神経優位によるリラックス効果など組織や器官に良い影響を及ぼします。
対流伝熱と輻射熱とは
液体や気体は、下から加熱されると温まった部分が膨張して密度が低くなり上昇し、冷たい上の部分が下降します。この作用が繰り返し行われ、全体が温度上昇します。
このように、液体や気体が移動することで熱を伝える方法を対流伝熱といいます。
輻射熱とは遠赤外線によって直接伝わる熱を指し、気体の存在の有無にかかわらず物体へ熱を伝えます。この輻射熱は気密性の高い場所に適しており、サウナと遠赤外線の相性はとても良いです。輻射熱により壁面を温める為、直接空気を温めません。したがって息苦しさを感じることはありません。